ムク暖皇樹の特徴

床暖房にこそ、無垢材。ムク暖皇樹

~ 床暖房に無垢の一枚板で実現 ~

床暖房の熱や乾燥でも「反り・割れ」が起こらないよう、木曽ヒノキ・フローリング生産高日本一の職人集団が、熟知した技と限界への挑戦で、厳しいテストをクリアしました。

やわらかな暖かさと、適度な硬さで“スリッパいらず”ともいわれるヒノキ。裸足で歩くと夏はひんやりと、冬はぬくもりを感じます。ヒノキは『熱伝導率』が低いため、足から体温が奪われにくく、年中裸足でも快適に過ごせます。さらに『熱拡散率』が高いので、床暖房を使用する時などは、温まりやすく、保温力も抜群。光熱費のランニングコストを下げることにもつながります。

床暖房によって暖められた足元の空気は、自然と上へ流れ、体内に取り込まれます。ムク暖皇樹(こうき)は、つなぎ合わせの接着剤を使用しない無垢一枚板。さらに仕上げにもこだわり、蜜ロウと荏ゴマ油でできた、化学物質を一切使わない「未晒し蜜ロウワックス」を機械塗り。暖められてもホルムアルデヒド・VOC発生の心配が少なく、シックハウス対策にも効果的です。

床暖房システム対応品

メーカー種類タイプ備考
東京ガス 温水パネル床暖房対応品15㎜タイプ東京ガス床仕上げ材カタログに掲載
大阪ガス 温水パネル床暖房対応品15㎜タイプ大阪ガス床仕上げ材カタログに掲載
東邦ガス 温水パネル床暖房対応品15㎜タイプ東邦ガス床仕上げ材カタログに掲載
かんでんEハウス* 電気式床暖房対応品15㎜タイプ ・12㎜タイプ 2006年7月 販売契約締結 *関西電力100%出資会社
四国エナジーサービス*電気式床暖房対応品 15㎜タイプ ・12㎜タイプ 2007年2月 販売契約締結 *四国電力100%出資会社
新日本石油電気式床暖房システム対応品 12㎜タイプ 2007年6月 販売契約締結
※ 実の形状は釘打ちの際の割れを防ぐ「特殊Safty加工」を施しています。(12㎜)

12ミリ厚ラインナップ!無垢一枚板床暖房対応

今まで無垢一枚板での床暖房対応フローリングは、15㎜厚が主流でした。その理由は、薄く幅広い板は変形率が高いため温度変化のある床暖房には不向きとされていたからです。当社は、特許出願中の乾燥加工技術で12㎜厚ヒノキ無垢床暖房対応フローリングを完成させました。リフォームにも最適です。

室内環境へのこだわり

1日の空気摂取量は15kg以上

人が吸い込む空気の3分の1は自分の口の周辺のものですが、残りの3分の2は上昇気流によって、足元から運ばれてくる空気を吸い込んでいるといわれています。
室内における化学物質による汚染は、床フローリング材と壁装材料、ワックス、接着剤等に混ざった化学物質の影響が大です。空気を通じて体への影響の大きいフローリング材。特に床暖房は床で暖めた空気の清浄さが大切です。一日の90%を室内で過ごすといわれる現代人だからこそ、室内環境にこだわってほしいのです。

呼吸を続けるヒノキ

無垢材は、住まいの一部となった後も呼吸を続けています。温度・湿度の変化によって膨張・収縮し、室内環境を調整しているのです。しかし、その反面「反り」、「割れ」、「暴れ」、「隙間」などが問題点と言われてきました。「ムク暖・皇樹」は変形を最小限にするため、オリジナルの乾燥機による独自の乾燥技術で均一な含水率(5~8%)を保ち、反りや割れなどの問題点を克服しました。(現在特許出願中)

電子顕微鏡でのぞくとヒノキの繊維が空気の層を形成しているのがわかる

◀電子顕微鏡でのぞくとヒノキの繊維が空気の層を形成しているのがわかる